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ATSUNORI TOSHI

東市篤憲(A4A inc 代表)

1976年生まれ
新しいことを考える人。
映像やCGをあつかうすべてのことと空間の企画と制作。
アーティストマネジメント。

・ヴォーカロイドオペラ THE END(YCAM、東急文化村オーチャードホール、Parisシャトレ座)
・LOUIS VUITTON 「Timeless Muse展」(東京ステーションホテル)
・ドンペリニヨン × Jeff Koons(表参道ヒルズ)
・小南泰葉「やさしい嘘」PV監督 - 「2013上半期MUSIC VIDEO REVIEW20選出」

http://a4a.jp/
https://www.facebook.com/A4Ajp

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2013/11/12

初音ミクオペラTHE ENDパリ公演/パリ5日目


今日は、各自、調整日。立体音響の追い込み、映像のアップデート個所は見え方の検証、そして照明とのバランス。各自時間との戦いなので、緊張感が漂う。張りつめた糸の様な感じ。
細かな調整がクオリティを左右していく。

このやり方がいいのかわからないけれど、こういうときはプロデューサーとしての自分自身は、一歩引くようにしている。現場を冷静に見つめるひとがいないと事故につながったりするし、究極に言うと、何かあった時に皆の吐け口となるつまり叩かれ役になることもある。
どんなやり方でも現場をうまく納めていくことが仕事だから、そのつど、その時の判断でどう行動するか決める。だからプロジェクトについて常に考えている。今日はそんな一日だった。
YCAMの副館長阿部さんも合流し、通しを見て作品の最終詰めについて考えたり、今後のTHE ENDについて話しあう。

作品は生きている気がする。作品に生命を宿すことができるかが、ARTと広告との違いなのではないかと思う。ARTは、納期に作品を間に合わせることではない。最悪、納得いかないものは世の中にだせない気持をもつこと。それはきっと作る自分自身たちの分身だから。納得のいかないものは自分を否定することになるんだと思う。まぁいっか、をなくすことの大切さと苦しさ。結局自分自身との向き合い。

THE ENDもYCAM、渋谷、パリと順風満帆で来たわけでなく、沢山の問題を抱え、乗り越えてきた。
アーティスト、スタッフとも何度も言い合いになり、何故ここまでしてこれをやっているんだろうと追いつめられたりもした。ここまでは決していいことばかりではなかった、苦しいことばかりだった。自分の選択は全て正しかったとは言えず、全てのスタッフに気持ちよく仕事をさせることができなかった。それは自分の足りなさ、未熟さである。
思うことしかできないので申し訳ないが、感謝の気持ちとこれを成功させるということでしか返せないと思う。アーティスト、進行スタッフ、プロモーションスタッフ、CGスタッフ、その他様々な人が関わってきて今回シャトレ座で公演することができる。決して一人の力ではない。本当に一人一人に、感謝の想いで一杯である。

いよいよ明日が本番です。

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